Communes

鯖管から見る社会の一面

マインクラフトを通じて見えた日本の悲惨さ

最近、サーバー管理者いわゆる「サバカン」をさせてもらってます。マインクラフトというゲームのワールド管理をボランティアで運営していますが、いろいろな人がたくさんきて、かれこれログインプレイヤーが600人を超えました。ありがたいことです。

その一方で「ルール」や「モラル」そして「マナー」がまったく通用しない、という日本の姿も見えてます。逆に支援してくれる人の方が圧倒的に多いのですが、こうした「マナー違反」の連中について、ガンガン書いてみたいと思います。なお、非営利で運営しているので、客とかサービスという概念で運営していませんので、ルール違反をつるし上げようと、人気アップを目的としたサーバーではありませんから、そんなことはまったく関係ないです。

まず、初心者支援物資のチェスト。

食料とか装備を入れてあげるのですが、きまって食料がフルセットで消えていきます。64個の1枠を32枠ほど用意しておくと、数時間後にすっからかんになってます。

もちろん、ログを調べますと、なんと、いつものあの人だということがわかります・・・・

チャットや会話、言動、そして行動など、まあ、協力的とは言い難いものの、決して「悪い人」とは言えないごく普通のサラリーマンみたいな人が「ドロボウ」なんですね。

そう、マナーが悪いのは、いわゆる「普通の人」です。

本当にクチが悪い人は、行動を追尾してみても(尾行監視ログモード実装)、むしろ初心者のためにいろいろ支援されておられます。

見た目、悪い人はとっても根の良い人

ひとりふたりではなく、20〜30人くらい複数のユーザーの共有点ですね。

そして、ペット惨殺・・・・

マインクラフトは家畜やペットを他人が殺すことが出来ます。ロックすることも可能ですが、このサーバーではサバイバルでバニラ仕様に近くしているので、他人でも可能です。そうして自由を与えることで、行動観察ログのデータを蓄えているわけです。

すると、また普通のサラリーマン風の、ごく平凡で、まああたりさわりのない普通の人が他人の家に侵入して無残にも家畜やペットを惨殺していきます。残された弓の矢の数でもその凶悪さが見えます。

しかし、クチの悪い人や威張った人は、むしろ優しく接しています。ペットや家畜がドアに来てあかなくなってしまったとき、サラリーマン風のいわゆる「普通の人」は、たちまち殺しますが、クチの悪い人や一見いばっている人は、ていねいに優しく移動させてドアをあけます。

みなさんに動画でお見せしたいくらいです。(行動ログはビデオ録画になっています)

まあ、そこまで見せると、さすがにブーイングもあるでしょうし、名出しでプレイヤーも困ってしまうことでしょうから、よっぽどサーバーに負荷をかけて運営妨害する「犯罪行為」をしないかぎり、名出しでそこまではしませんが、おそらく他のサーバーや、他のネットゲームの管理人も、このくらいは見ていると思います。(こんな私でさえ見てますからね)

知らないだろう!ばれないだろう!

デジタルであればあるほど、それは通用しません。IPアドレス匿名ウンヌンなんてレベルじゃなくて、普通にインチキプレイを録画でログレベルで追尾されています。

日本は根本的な部分では、支援しあっている人が大勢ですが、こうした「普通に見えるサラリーマン風の人」に潜在的な凶悪犯が潜んでいると感じますね。

そんなわけで、ログを読んでいますよ、注意してくださいね、と、ルールを添えたりして勧告すると、たちまちログインしなくなり、他にもサーバーをやってるのでわかりますが、同じIDの人が今度はそっちにアクセスしてたりします。注意されるのも嫌いで、とにかく犯罪をして他人に迷惑をかけることが大事のようです。やられたほうは、いい迷惑を超えて、慰謝料賠償請求モンですがね・・・

最近、ルールが多い、という方もいますが、そんなことはなく、言わなくても分かるルールを「無視する人が多い」ということですから、ルールが多いなどとは勘違いしないでもらいたいところです。プレイヤーの資質が悪いだけの話で、別に客商売でやってるわけじゃないので、ぜひ来ないで欲しいと願いします。

人が群れるところにセンスも文化も存在しない。

昔の人がいった格言は、まさにそんな感じですね。センスと文化を楽しみながら、いろいろお互いにネットを通じて深め合う、そんなサーバーを管理したいものです。



Copyright (C) 2024 Communes ™ All Rights Reserved.