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iphoneメール着信設定で電池改善

こんなことで2倍も伸びるとは・・・講習会で勉強してきました

ずばり、iphoneのメールの受信周期の設定だけで、バッテリーの寿命(持ち)が2倍以上伸びるというお話しです。

なお、ソフトバンクのSIMでは効果が無いです。もともと長寿命になっています。以下のリンク参照してください。

http://blog.communes.jp/honoka/entry/843


<<具体的に問題が生じるケース>>

iphoneにdocomoのSIMなどで、アンテナピクトメーターが2〜3などの弱い状態が続き、キャリアーの最適化チェックが頻繁化して電池の寿命が劣化するケースに有効な対策です。なお、改造は不要で、単に設定だけです。

そもそも電池が減るのは、何らかの受信の待機です。通常は電話の着信のために「プッシュ通知」という「呼んでますよ!」という事前の電波信号が届き、それをもって電話アプリが呼応し、こうした一連の流れを「イベントドリブン」と言いますが、なんでこんなことをしていると言えば、いわばラジオ(トランシーバー)の受信のようなもので、常につけっぱなしであれば、みるみると電池が切れてしまうわけです。

ですので、何らかの呼び出しシグナル電波が来た時だけ、トランシーバーの電源が入るような仕組みが「プッシュ通知」なのですが、このプッシュ通知の着信という問題が移動無線には常につきまといます。というのは、相手がいま圏外なのか?通話できるのか?音質は良好なのか?劣化環境なのか?そうした細かいことを常に測っていて、その最適な音声エンコード方式をアンテナと強度と本体が決めているというわけです。

ということは、やっぱり常にトランシーバーの電池がONになっているのね?

その通りで、それを携帯では「待機モード」と言うそうです。この待機モードの中で、わずかな電池だけを消費してギリギリの状態で最低限の処理だけしている、というわけですが、問題は、電波強度が弱い状態ですと、現在の状態の回復に努めるために、「近くの3か所のアンテナの強度」を10秒〜120秒の周期の中で細かく調べて、その結果で、最適なアンテナを探してアンテナメーターに表土表示を反映するというロジックがあるわけです。

つまり、アンテナ強度が常に近くの3つのアンテナが最強であれば、このチェック頻度の間隔周期がとても長くなり、120秒に1回だけちょっとわずかなパワーを使ってチェックするだけ、という処理になるそうですが、逆にアンテナ強度が低いと、もっといい回線は無いのか!?とiphoneが必死に10秒周期で3か所の強度の測定をバリバリ行うため、結果的に電波が弱いだけで、本体の電池が何倍も早くなくなってしまう、というわけです。

そのチェックは「通話」のみに限らず、プッシュメールでも発動するため、メールの設定で「プッシュ」をやめると電池の寿命が大幅に伸びるという結果を教えてもらいました。

実際に自分でもやってみたら、朝100%に充電したiphone4台持ちで、それぞれ海外輸入品などをSIMを入れ替えて公平に実験しましたところ、ドコモのSIMでアンテナ強度の弱い場合、メールのプッシュを辞めた方は、3倍近く電池が持ちました。(SIMを入れ替えても本体はどれでも同じ結果でした)

ドコモSIM(プッシュ停止対策前)
朝100% 昼30% 夕方 0%(電池切れ)

ドコモSIM(プッシュ停止対策後)
朝100% 昼86% 夕方 72%(余裕の寿命へ)

ソフトバンクSIM(プッシュそのまま)
朝100% 昼88% 夕方 76%(余裕すぎます)


設定箇所は次のところです。画像参照

設定 → メール/連作先/カレンダー → データーの取得方法


設定 → メール/連作先/カレンダー → データーの取得方法 → 詳細

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