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最近のテレビCMで商品が売れない理由

とっても単純、故意による無能なデフレスパイラル

こんにちは、ほのかです。

だんだん春らしくなってきましたね。そして春は冬よりいろいろな商品が売れます。冬の方が衣類も暖房も必要だから物量で言えば冬の方が基本生活における経済コストが高いのに、春の方が売り上げが高いんですよね。

これって、実は「人間の心理」に基づいています。

よく昔のテレビCMはよくコマーシャルを見てくれたお客様に商品が売れた!という声を聞きます。またインターネットでもバナー広告が少ないサイトほど売り上げがとても高いという実話もあります。

これも実は「人間の心理」だったりします。どんな人にもあてはまる基本的な経済学と心理学は密接な関係だったりします。

今のテレビでCMをいくら放送しても商品が売れない理由

それは「満足度」に依存してるわけです。つまり、冬より春の方がぽかぽかして「満足度」が高く、しかも季節という神様は決して不況だの好景気だの、そうしたものに左右されることなく、春の方が冬よりも気持ちの面で確実に人間に「満足」をもたらしてくれます。

その満足感に応じて、人間はお財布のひもがゆるむわけです。

縁日や露店もそのマーケット手法ですし、いくら手軽で経費がかからないからといって、単に露店だけを冬の雑踏に開店しても売れないでしょう。 しかし冬でも、初詣など、厳寒の真冬でも露店は売れます。

ほとんど多くの経済は、すべて人間の満足度に依存しているわけです

テレビCMで売れない理由・・・・それは、せっかくの本邦初公開と宣伝した映画番組でも、クライマックスに差し込まれる企業CM宣伝によって「満足感」が著しく阻害され、満足を感じないままテレビ視聴2時間が終了し、満足していないために何も買おうとは思わない、という経済の冬になるだけです。

更に売ろう、売らなければテレビ業界のCM収入に未来が無い?

と、やっきになって焦れば焦るほど、お客様には「満足感」が得られなくなり、ますますCM商品は何も買わなくなる、負の連鎖スパイラルが生じます。実はインターネットも同じで、グーグルアドワーズというバナーを入れればいれるほど、サイトに訪問してくれるお客様の滞在時間が圧倒的に短くなり、まったく驚くほどユーザーが一斉にブログなどから離れてゆき、バウンス率がアドワーズによって大きく下げられるという統計が明らかになっています。

ブログオーナーがおすすめしたい広告を「おすすめ広告」といえないバナー広告事情ですから、読者も「どうせバナーでしょ」と、アドワーズのバナーを見るだけで、記事などロクに読まずにさっさとサイトを立ち去ります。これがバウンス率です。

私のブログ(旧ほのかブログ)のバウンス率は、かつてグーグルではないですが、他のバナー広告を入れていた時代はバウンス率が55%くらいでしたが、レンタルサーバを移転してコミュネスさんの非営利のレンタルサーバーでボランティアのバナーが下部にちょっとだけ非営利バナーが入るブログ(当ほのかブログ)にしたところ、バウンス率は現在24〜28%くらいになりました。

そして、記事をみてアプリを買いました、とか、記事を読んでせっけんを買いました、また、記事を読んで通販で商品を買いました、というように、購買率が30倍くらいあがっています。アドワーズなどのバナーを外した方がだんぜん商品がよく売れて、しかも記事の情報で金銭的にもお得なお買い物ができたとして、差分からブログに対するご寄付を数万円も頂いたこともあります。(ケータイiPhoneの購入術とか、その他パソコンの情報とかですね)

思うのですが、広告よりまず大切なことは「満足度」にすべて依存している。

テレビCMでも同じ経済学。クライマックスで無茶振りに企業CMに切り替えて、番組全体に対する印象度つまり満足度を低下させて顧客の脳裏から記憶されにくくする心理効果を狙うよりも、満足をしっかり与えて、喜びを感じている間にテレビCMを最後にあたえて、そこで例えばアンケートに答えた方へ映画鑑賞チケットを10人にプレゼント!というように最後までひっぱって、満足のうちにCMを見せて行く方が数十倍も商品が売れるということなのでしょう。

インターネット、たかがブログなのに、私は既にバナー広告を除去することの方が利益になることを体験しました。

満足度がすべてですね。その次に付加サービスでCM少々・・・むしろCMなんか不要で記事やおすすめ欄で「おすすめ広告バナーですよ!」とブログオーナーがしっかりCMバナーを紹介宣伝した方が読者の購買意欲も跳ね上がり、結果的にすべての人が満足するみたいですね。

そもそも、まったく関係ない人がよその広告の中間マージンをピンはねする事業っていうものが成り立つわけがありませんしね。最初の10年やそこらは目新しいとして飛びつかれても、いずれ、このブログのようにバナー広告はすべて無駄と悟られて終わるわけですね。

そんなことを思った2012年の春でした。やっぱり春、満足度が高いから、いろいろお出かけしたくもなるし、お買い物も楽しめる感じですよね。すべては「満足度」が経済の柱なんですね。

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