umplayer気になる動画プレイヤー
前にも気になっていたUMPlayer。ユニバーサルマルチメディアプレイヤー。
動画再生ソフトではあるが、VLCやGOM同様にアプリ自体にデコーダーを搭載しているので、手軽に何でも再生できることが売り。
最近、どうなったか見に行ってみたら、超パワーアップ!!
ワンタッチ録画ボタンだけで、見ている動画サイトの映像をさくっと保存。しかも超高画質。YouTubeもMP4の最高画質で保存できる。(ただ し、ようつべのサーバーのスペック不足によって100MBまで・・・しょぼーーーん。コミュネスなら4GBの動画も対応してたと思うけど。この前2GBの 映像を載せてみたばかりだし)
VLCライクな操作性で、わずらわしいこともほとんどなく、字幕切り替えはVボタンでこれまた一発。
VLCと違ってサウンドを400%まで拡張することはできないので、音が小さい動画の対応は手作業でボリュームをあげるしかないのはGOMやKMPlayerやメディアプレイヤーと同じ。
META異常やタイミングのずれた動画で、VLCではカクカクで再生がむずかしかった動画を実験的にUMPLAYERで再生してみたところ、自動補正が働いてスムーズで超ぬるぬる再生。もちろんハードウエアアクセラレーション対応。
完 全なGPLオープンソースなので安心!ソースも早速読み始めてみたけど、なかなかロジックがよく考えられている。そして利益追求じゃないから、へんてこな Googleツールバーのインストール要求もないし、アドワーズやアドチョイスの広告も一切無くて本当に良心的な動画プレイヤーでした。ベースのコードは Macでは有名なMPlayerでした。なるほど!
VLCからUMPLAYERに乗り換えてしまいそう・・・(既に気持ちが8割・・・UMPへ)
これで安定して使えそうなら寄付しようと思ってます。ダウンロードは以下のリンクからDownloadを探してください。きっとおわかりになると思います。また、インストール後のアプリケーションの操作メニューは完全に日本語対応です。
それと、注意したいのは、標準設定ではキャッシュが低めになっていますので、「なんだ!UMPLAYERでもカクカクするじゃないか!(怒)」と、ああ勘違い君も・・・ちらほらと・・・(爆笑)。
キャッシュを自分のパソコンに応じて拡張しましょう。ローカルファイルキャッシュが低いと大きなスクリーンの動画や圧縮率が高くてキャッシュ処理に依存している動画はカクカクします。以下のように設定すればいいでしょう。ちなみに値は20MBもあれば十分ですが、多すぎるからといってトラブルや不具合が生じることは一切ありませんから、元の値が思い出しやすいように、単純に0をひとつ書き加えて、8192KBの10倍にしてみました。(100MBをキャッシュするプレイヤーもいくつもありますしね)
環境設定 > パフォーマンス > キャッシュ

ちなみに、同じようにVLCのファイルキャッシュを増やせば解決するか?といえば、実験してみましたが「解決しない」です。VLCでは、
設定 > 入力/コーデック > アクセスモジュール > ファイル >キャッシュ値(300000秒にしてみた)
こうしてもVLCではカクカク映像はまったく改善されませんでした。おそらく独自のコーデックでMKV系のH264でカクカクするVLC特有の問題なのでしょうね。
最後にひとこと。
動画再生はパソコンのパワーをかなり使います。グラボのハードウエアアクセラレーションだけを期待してもダメなこともあります。インテルのデュアルコア程度(今となってはローエンド・低級マシン)では、残念ながらUMPlayerは厳しいこともあります。i7クラスか、4CPUクラスでなければダメなこともありますので、キャッシュサイズの拡張設定しても、まだカクカクだ・・・カクカクは治ったけど音ズレが解消されていない・・・という場合は、お使いのパソコンのスペック不足を疑うと良いでしょう。(はい、買い替えですね!)
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