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iPhoneで他社キャリアのSIMをつかうには超雪!

UltraSn0wうるとらすのう

名前がすごい、うるとらすのう。超雪ですね。

なにをするものかといえば、iPhoneのケータイでいろいろなキャリアのSIMを使うもの。

インストールすれば、本体再起動であとは勝手に処理してくれる。

普通にインストールはできない・・・ そうJailBreak通称JBが必要。

JBってカンタンなの? 大丈夫なの?

答えは、難しく、かつ、大丈夫じゃない。リスクがすごくなる。

それは半端ない。iPhoneをみて、「ああこんなのGPL系ITツールの部品の寄せ集めだろ?」と割り切れる人じゃないと無理だと思います。めんどくさいのは、メーカー保障のところですね。まあ、本体はUNIXベースなのでオープンソースだからコジあけて中を見ようと、ソースコードをしげしげ眺めようと、オープンソースのGPLだから開示して中を見る権利が利用者にあるわけだけど、問題はGPLライセンスとして主張するならメーカー保障は当然無い、ということになる。

そうGPLにはメーカー保障という概念が無い。むしろ新品で購入しようともGPL規約でいえば、「すべて無保証」もちろん有料で購入しようとも、GPLを主張する利用法であれば「すべて無保証」になる。

保障付きでワランティベースで購入したと主張すれば、GPLであっても「中身を見るのはメーカーとの私的な個別契約で制限」される場合があり、GPL製品のiPhoneはメーカー保障を受けるのであれば、この私的な個別契約に該当するらしい。オープンソースとは、すべて開示し、また利用者もすべて見る権利であるが、その責任として「自分ですべて責任を取れ」という条文もあるわけだ。つまりメーカー保障を求めるなら、メーカーの傘下で条件付で利用する契約を交わすことになるわけだが、まあ、そこは任意契約でしかないわけだから、GPL2の「専有」の部分に相当して、いわゆる「特例ケース」になる。保障を求めれば!という条件の交換に、利用に際してGPLでも中を開放しない条件が付くわけだが、万人にあてはまるわけじゃないので、保障を求めないからGPLで使わせてもらうよ、全部自己責任でパーツとしてiPhoneを購入したのだから、保障はまったくいらないからすべてのSIMロックコードのセキュリティのGPLソースを見せてね!というのは成立するだけだ。

GPLでは企業秘密だから開示せずに黙っておく、ということはできない。GPLで作られた製品はその先に改良したとしても、GPLの延長であるかぎり、オープンソースの条件しばりが一生続くのがGPL規約のルールであり、iPhoneはUNIXというGPLで作られているので、この通りとなる。特例として条件付利用という私的の個別利用契約の条文があるので、それを元に技術非開示のかわりにメーカー保障を求めるということも可能だが、それは万人というわけではないので、営利企業である限りは、特定ライバル企業ではない限り、一般顧客の購入の求めに応じて、自由販売の法律からも「条件に従わないなら販売できない」という不公平な販売もできないことから、完全にGPL製品をロックして企業利益のためにオープンソースを開示しないという主張は通らなくなるわけだ。

それがいやならUNIXを使うな、ということだけである。

しかし、オープンソースの時代に、GPLを離れた製品を作れば、当然ながら価格は10倍くらい跳ね上がるだろう。UNIXが非営利でGPLベースで開放されてきたから今のアップルがあるわけだし、(アランケイMacOSの時代はフリーズの嵐でとっくに終わってる)、まさか完全オリジナルのiPhoneOSだといって、製品を今の10倍の、10万円の10倍の、100万円で販売しても、おそらく誰も購入しないだろう。毎月7000円じゃなくて、毎月7万円を24回払わされるようなケータイ電話を誰が購入するのだろうか?

このように、いまのiPhoneがあるのは価格面からみてもオープンソースUNIXベースであったからこそ成立しているわけだし、そのオープンソースとは開示義務によって成り立つものだから、SIMロックを仕込んで非公開にする、ということはGPL/UNIXの利用規約からはルール違反ということにもなりかねない。(バイナリの一部を保護することは出来ても、ロックをかけたバイナリを生み出したソースはやはり開示しなければならないのだ=結局、オープン、だからオープンソース)

まあ、ごちゃごちゃうるさいこといわないで、さっさとJB教えてよ!という人には、ほのか節は「うぜー」と思われますが、(いらぬおせっかい焼きなのでごめんねぇ。そういう性格なので、もう慣れちゃってよ。)

というわけで、もっと読みたい人は、iPhoneコミュニティでどうぞ。

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