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アクセスカウンターの単位について

IT講習会での備忘録

最近通ってるIT講習会はほんとうにインターネットの真実の奥の話しが聞けて勉強になる。

でも難しくてついていくのがやっとです‥‥‥(撃沈‥‥‥)

忘れないように、メモでブログ記事にしてみました。

今回のお題目は「アクセスカウンターの単位について」です。聞きなれない「アクセス数」「ヒット数」「ビジット数」「ユニーク数」がよく分かりました。でも、忘れてしまいそうなので書いて残してみたいと思います。


アクセスカウンターの単位について

ヒット数とは?

サイトにアクセスしたインターネットユーザーのパソコンに表示されたファイルの総数であり、例えばトップページに対して、10枚の画像ファイルと、3つのスタイルシート、1つのJavaScriptが含まれている場合は、ページ(1)+画像ファイル(10)+CSS(3)+JS(1)=15ヒットとなる。つまり構成ページのファイル数の表示回数となります。

ページビューとは?

サイトの訪問者のパソコンに表示されたホームページの総数であり、トップページを2回表示し、ヘルプページを3回表示し、掲示板ページを5回表示した場合は、トップ(2)+ヘルプ(3)+掲示板(5)=10ページビューとなります。いわゆるアクセス数とも言われ、これは多くのサイトにおいて「アクセスカウンター」でよく利用されている単位ですが、決してアクセスした人数の意味では無いことに注意しておきたいです。(無人の自動閲覧ソフトやスパムそして検索BOT等のアクセスも加算表示されています)

ビジット数とは?

一定の時間内におけるサイトの訪問者の総数であり、その時間は30〜60分ほど。例えば、トップページからリンクしてサイト内のコンテンツページをいくつ閲覧しても「1人」となります。しかし、同じ訪問者であっても、測定時間範囲を超えた場合は「2人」と加算されます。いわゆるアクセス人数とも言われ、ユーザーにわかりやすい信頼のあるアクセス数を表示している健全なサイトで用いられているアクセスカウンターの値ですが、一般的な多くのサイトでは、サイトを大きく見せようとしており、見た目のカウント値(ユーザ数やアクセス数)を増やそうと悪策していることが多く、ビジット数をカウンターに用いている健全なサイトは極めて少数と言われています。

ユニーク数とは?

ビジット数に対して固定的な人数を求めた総数であり、1日に時間をまたぎ何度もサイトを閲覧しても「1人」とする単位です。ビジット数は測定時間範囲を超えた場合は加算される点に対して、ユニーク数では加算しない計算方法です。この単位をカウンターに用いているサイトは極めて稀ですが、新規ユーザーの訪問など信頼のバロメーターになるため、健全な運営を行っているサイトで見かける安心なカウンターの値と言われてます。(例:WikiPedia、コミュネスなど)

単位表現

ヒット数 > ページビュー > ビジット数 > ユニーク数

知っておきたい点

1日4000人の訪問として、平均的なCMSサイトで求められる構成ファイル数を120とし、平均的なコンテンツ閲覧数を20とし、平均的な回帰的な再訪問率を10とした場合に、サイトで表示されているアクセスカウンターの値を計算すると‥‥‥

以下はすべて同じ

  • ヒット数   = 480000アクセス( 48万ヒット)
  • ページビュー =  80000アクセス(  8万ビュー)
  • ビジット数  =  40000アクセス(  4万アクセス)
  • ユニーク数  =    4000アクセス(0.4万アクセス)

このように、多くのサイトでは「見かけ上のアクセスカウンター」の値を多く見せかけて、さも人気があるように演出させる悪策が行われていることに気付かずに、

あのサイトは1日48万アクセスもあるんだ!

と人気サイトかのように錯覚してしまうケースも多いわけです。
ヒット数が48万のサイトは、ユニーク数4000のサイトと上記の通り同じ結果であることを理解しておきたいです。

たった1日に8000しかアクセスが無いなんて人気が無いサイトなのね?

と思っていたら実は大きな勘違いで、それこそ1日96万ヒットの人気サイトだったということもあるということです。


理解できたかテスト問題! ぜひ挑戦してね

Aサイト‥‥アクセスカウント 480,000アクセス(ヒット数)
Bサイト‥‥アクセスカウント   9,800アクセス(ユニーク)

AとBのどちらのサイトがアクセスが多いでしょうか?

解答はコメントでどうぞ。


会員数でも同じ理論が当てはまる

会員登録数も同様に「同じパソコンから2重〜3重〜4重」に登録された「同一者」であっても、会員ユーザー数として加算し続け表示するサイトもあれば、それらは同じIPだから同一者と計算して「少なく会員登録数を表示するサイト」もある。つまり、多重アカウントや携帯アカウントを除いて、「本当は何人なの?」という問題に正しく表示しているということですね。現代のインターネットでは、ケータイやヤフーメール、そしてフリーメールなど、使い捨てのメールアドレスがいくらでも取得できる時代で、やってる人はひとりで20も30も40もアカウントを取得していることもあるとも言われます。つまり、会員数が1000万人だ!と言っても、ほとんど多重アカウントばかりで、実際には2万人しかユーザーがいなかった、ということも事実のようです。

会員数1000万人!?
(でも意外とホントは小さかったりする)

私たちユーザーも、常に正しい目で「アクセスカウンター」を知り、「会員登録数」を知るようにして、本当の価値あるインターネットの利用と、利用サイトの安全選択に努めたいものですね。

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