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おもしろいことを探す

って、そんな大げさなタイトルでもないのですが、むかし、電卓遊び、がありましたね。電卓でひとつの目標を作って、何回で計算結果が達成できるかを競うゲームですが、なんだかパソコン全盛期では考えられないかも知れません。(ソロバンから電卓そしてパソコンと、知的計算ツールがめざましい革新をした20世紀ということでしょうか‥‥‥)
でも、パソコンっていったって、電気仕掛けのソロバンだし、モニター処理だってソロバンの目をBIT計算してカラフルにそれっぽく映像にしているだけなので、昔のソロバンの領域からは何も出てないんですよね。クルマもそうですが、動力で駆動するモーター付き人乗せリアカーだしね。

最初にソロバンやクルマの基礎理論を考えた4000年以上も前の人々の知恵の方が、はるかに優秀だったのではないかと、いつも思います。現代科学って、4000年も遅れているのよね‥‥‥進歩なし。円回転とサンダー雷の駆動を取り入れただけで、ひょっとしたらもっと昔には、モーターや電気よりはるかに優れた科学が実在したのではないかと、いつも思います。実際、道具を使いこなせる行動アルゴリズムって、もともと体験やイメージそして脳内潜在意識が直観で判断することが出来るかどうか、で、すべて決まるわけだしね。仮に人間の構造に「手」という概念が無く、すべて犬や猫のように「捕まえる=クチ」であれば、鉛筆はクチでくわえて利用するし、そもそも今のような鉛筆という概念すら無かったわけですから、ヒトの構造的な部位や、脳内の太古のイメージ的直観力が備わっていなければ、パソコンだって使いこなす事はできないというわけですよね。つまりパソコンのような「指操作で信号を記述したり映像を表現する」という概念は、とうの昔に存在していた(私たちが忘れていただけ)なのかも知れません。

最近、インターネットなどを見ていても、どれも「検索」「結果」「アクセス」と言った当り前でツマラナイことばかりに思える。
もっと自分を表現してみたり、内面の探求をしたり、心を磨いたりする、そんな文化行動学的なコミュニケーションサービスがどこにも無いように思える。

冒頭にも書いたように、それらは「新発明」「新しい機能」などの類いではない。

そう、まさに電卓遊びと同じ。

どのように、インターネットコミュニティを活用して、工夫して遊ぶということだが、目新しい楽しみが出来るのは、まさに「ユーザー自身のアイデア」なのだと思う。もっとも、他社業者広告などで「思考感情汚染」されるようなGoogleのような悪質なIT企業のサービスではダメだろう。(すべてはゼニしかない)

ゼニで清らかな心が磨けるというのなら、それにはかなり無理があるだろう。そんなインターネットIT企業のサービスを利用していても、常に毒されるだけでしかないのはこのように証明されているわけだ。そんなことを言わなくても、本来ならば誰でも分かるはずなのだが、インターネット&パソコンという括りになると、たちまちその常識が通用しない「いわゆる自称詳しい者」とよばれるマニアの人たちも多く、まだまだインターネットが社会に有益なサービスと呼ぶには無理もある。もっとも、自社でサイトを立上げ、自社サーバーで通販サービスやブログなどを運営し、Googleなどのゼニ儲け主義のような他社業者広告で毒されていないホームページサービスは、社会にとても有益なサービスといえるだろう。

どのようなインターネットで、ほんとうに有益でおもしろくなるのか、これから楽しみにしたいですよね。おそらく大手サイトでは、もう未来は無いと思うので、インターネットの初期の楽しかったネットサーフィンを思いだして、なるべく無名なサイトを探し利用する努力をして、ほんとうのおもしろいことを探したいものです。

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