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え?違法な動画サイトのプレミアム会員?バカじゃね?

某国産動画サイトのプレミアム会員に登録して利用料を払ってることを自慢してたバカがいた。

ちょっと様子を見てきたら、違法にアニメのオープニングのサウンドを盗用して、映像だけくっつけて面白オカシクやってるだけだったので、その原本のアニメサイトの管理者にメールで聞いてみた。

そのアニメ番組のサウンドの著作権の2次利用を一般大衆に向けてライセンス提供していますか?

答えは、いいえ!

そして音楽著作権の違反行為として民事裁判を準備している話しも聞けた。まあ、著作権がらみの民事裁判なんて、最終的に和解交渉が推し進められて、テーブル裁判と呼ばれる「和解交渉」になるだけのことだろうが、けっきょく「そのサイトから特定の動画番組を削除」するところまでであり、賠償金に発展することは稀かも知れない。

でも、そうした「著作権違反を堂々とやってる犯罪行為」を、誰もやってるよ?と勘違いして「プレミアム会員」になり、サイトをカネで支援する「犯罪幇助」の立場を偉そうに自慢してたバカがいて、あまりにもインターネット倫理に無知バカ丸だしだったので呆れて言葉も出なかった。

ちいさな飲み屋で、ちょっとBGM代わりにカラオケを流しただけで、ジャスラックはあれほど「裁判だ!裁判だ!」と言って、その著作権のたいせつさを世の中に教えてきたのに、こんなバカみたいな犯罪動画サイトが野放しになっているのに、ジャスラックは何もしていないということも呆れた。

いくらサウンドの流用で、映像だけ別のものにアレンジ加工しても、もともとの使われた音楽の「2次著作物利用ライセンス」を著作元に許諾を得ていない限り、著作権違反であることは当り前の話しだ。(そう、書面等による2次著作物利用の許諾を得ていなければ違法なのだ)

インターネット倫理が崩壊すると共に、他の人もやってるよ?のような誤解で、さもそれが当り前だとでも思い込んでいるなら、あなたは「立派な犯罪者」だ。しかもプレミアム会員などというカネの面で資金を支援していれば犯罪幇助と解釈される。

あなたはそれでも犯罪をほう助しますか?

友達や家族との共有ネットストレージ(非公開ネットワーク)での、私的な情報共有サービスでもない限り(私的複製権で守られている権利※)、勝手な番組のコピー公開は禁止されているし、もっと厳しくて正しい自由なインターネットを守っていきたいものですよね。(自由とは常に規律の上に与えられる人間の権利です)

それが崩壊してしまえば、それは自由ではなく「ただのカオス」
カオスから生み出るものは、混沌と破滅しかないだろう‥‥‥


※私的複製権 自分が購入した映画のDVDなどを家族や友達と勧賞したり、友達や家族にDVDを貸すことができる私的利用権利であり、最近では非公開インターネットストレージ(ホームシアター)として、非公開ネットワークを通じて勧賞することができる権利である。ただし不特定多数が閲覧できる状態で公開することは禁止されている。(ホームシアターなどのような非公開ネットワークにおける権利は当然認められている)

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