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インターネットは条件なしに公然

弁護士の先生がはっきりそういってます(が)・・・

インターネットは条件なしに公然

ログインすれば誰でも見られる、お金を払って認証を受ければ誰でも見られる=もちろん、お金を払わないとみられないサイトは、必ずと言っていいほど「IDとパスワード」といった「お金をはらった証拠」「ログインする権利」が与えられます。いわばパスワードを得ることで「非公開のデータ」を閲覧する権利が得られるわけですが、実はインターネットの場合は「それも含めて不特定多数」と解釈します。(弁護士説明)
http://www.bengo4.com/topics/1713/

つまり友達しか見られない、ログインしないと見られないなどの条件はまったく関係ないと、弁護士がはっきり言ってるわけです。

インターネットであれば、それがどのような通信サービスであれ公然に該当する
パスワードやIDといった制限は関係ない、つまりIPSECも関係ないし、イントラネットも関係ないし、TCP/IP型の非公開ネットワーク専用線も関係ない。インターネットつまりTCP/IP(インターネットプロトコル)であれば該当する、と弁護士は言っているわけです。

ログインしなければ見れないサイトはインターネットから隔離された空間つまり「非公開
」ゆえに「非公然」ではないのか?

弁護士いわく「違う」=不特定多数が見られる、と定義

ということは、不特定多数が閲覧できる状態で、かつ参加者が自由に投稿できる掲示板で、その使い方によっては男女の連絡にも応用できるものが、売春出会い系サイト規制法で定義されている「出会い系サイト」なのですから、mixiもフェイスブックも「明らかな出会い系サイト」と弁護士は言うわけです。

まあ、東大卒のそれなりの事件を経たお偉い弁護士が言ってるのですから、そういうことで理解しておくのが「大人の都合」で良いわけですが・・・

結論:インターネットであれば、ログインしないと見えなくても、お金を払わなくては見えなくても、それも含めて「公然」と定義される。理由は、お金を払えば誰でも見られる、ログインすれば誰でも見られる。誰でも見られる、ということは、「不特定多数が見られる」と言えるので、それは「公然」である、という弁護士の解釈である。

まあ、これって言いたいときに好きに「自由にチョイス」できる逃げ弁護じゃないのかなと思ったりしますが、というのは、不利になれば、ログインしないと見れないのだから不特定多数が利用できるとは必ずしも言えない、とかヌカしてみたり、逆に有利になれば、ログインすれば誰でも見られるのだから不特定多数が見られるので「公然だ」と言ってみたり、まさに「インチキ論弁」の極み。

でも、これでインターネット社会は成り立ってるので「大人の都合」で上手にわたりましょうね。それが「賢者の道」ですよ。



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