新品のメモリーでも初期化は重要
この度、USBメモリーを追加購入しました。
ブートやメンテで使うことが多くなったので、1本追加。 32GBです。いえい。
しかも1500円だったので、これは買でしょう!と入手してきました・・・・・
が・・・・どうやら、商品レビューをあとからじっくり読んでみると、「見た目もチップも同じなのに安くなった分だけリードが遅くなった」とあります・・・・
・・・・・同じシリコンメモリーなのに、安いからって、あからさまにリードが重くなる?ってありえるの?同じパーツや同じ素子なのに重くなる???
こまったらパソコン修理専門店のパソコンドクターに相談。
すると、確かに安くなった場合、read & writeで素子やコントローラーの廉価で遅くなることは否定は出来ないけど、以前にもお話させて頂いた「アロケーションサイズ」でマッチング調整を図ってみてはいかがですか?との回答
その記事はこちら
http://blog.communes.jp/honoka/wp/archives/1389
さっそく、フォーマットしてみました。
普通に右クリでフォーマットを選んでも、NTFSを指定していると、Windows7やWindows8では「アロケーションサイズ」を選択できないのです。だから、コマンドプロンプトから直接打つわけですね。
format D: /FS:NTFS /A:64K
Dはドライブ番号なので、読み替えてくださいね。大事なデータをDドライブに入れていたら消えますよ。当たり前ですが。凡ミスしないでね。
デフォでは32Kになってるようで、2倍を確保することになります。さっそくフォーマットしたところ、気になるリード遅延が嘘のようにピタっと解消されました!
なんだ・・・・劣化素子とか廉価コントローラーによる激安品になったわけではなくて、商品内容は同じで価格だけ安くしたということですね。出荷時のフォーマットパターンが変わっただけなのでしょう。前のメモリーも同じもので容量が小さい方ですが、64Kアロケーションになってました。(速い!という評判だったから購入した時)
なんてことない話でしたが、知らずに、やみくもに「パーツが変わったから安くなったんだ?」というデマは信じない方がいいですね。検証してからですね。
なお、アロケーションが64Kなので、例えば、小さな画像や小さなデータファイル(8Kなど)がたくさんある場合は、1ファイルの最低が64K単位で処理されていきますから、容量をドカ食いすることになりますが、でも、32GBなどで動画のコピーなどをバリバリ使うには、転送の高速化が重要ですし、たかが64Kになってドカ食いといっても、1Mで収まったものが4Mになる程度ですからどうでもいい話です。むしろ、10GBの動画の転送が1分で終わるものを、ケチってアロケーションを下げてしまって10分も待たされる方が苦痛ですしね。
アロケーションを増やすと「こまかーいファイル」の使用量は増えますが、いまの時代、8KのJPEG画像も無いでしょうしね。どんなにショボいデジカメの画像でも、160k〜230Kくらいはありますからね。むしろ64Kアロケーションの恩恵を受けることになりますね。
関連項目 http://blog.communes.jp/honoka/entry/929
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