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秘密基地という響きの魔手

危険な香りのデンジャラススペース

秘密基地・・・誰からも知られない秘密の基地。子供たちの遊び場の話だけど、妙な錯覚におちいる人間の本能がそこにあるように思う。某ゲームだかアニメだかのサクラ大戦とかいうのもそんなノリで、帝国歌劇団だったか詳しくはよくわからないのだけど、旦那の知り合いが若いころ見てたらしく、冒頭に出てくるのが秘密基地である。

1、敵の目を欺くため
2、知られないため

いろいろ理由があって、表向きはミュージカルの舞台だが、実は秘密基地だという。Under ground baseで地下に基地があるのだろう。ちなみに、旦那たちが見ていたというのは米国版。・・・そのフレがアメリカ人だから仕方ない。もう10年くらい前の話だろうか。なんでもヒロインたちが可愛いので好きだったそうな。

その時にもツッコミがあって、そもそもアメリカなら secret base(秘密基地)に「名前を付けない」。そりゃそうだ。つけるなら通し番号程度。AREA51とか。

ここでいう「敵の目」を・・・という敵は誰なの?

別の名前だろうと、でかい看板つけてりゃすぐわかる。 ここは秘密基地ではありません、とか書くわけもないのだし。

そうなると、いったい「誰のための秘密基地」なのだろうか? アニメやらゲームで視聴者に秘密をばらし、いろいろな人が見に来る場所ゆえ、誰の目にもすぐわかる。こどもたちの遊びの世界でも、「ひみつきち」という看板が書かれていて、みちゃダメとか書いてある。

さも、すべて逆。

みえない敵を作り、みえない敵に秘密を豪語する・・・・インナートリップで、つまり自分や仲間たちに対して、仮想ワールドを作ることで「なかま意識」を作る。しかし、それは実は社会から取り残されてボッチやヒッキーになるだけの話。

村をあげてヒッキー、町をあげてヒッキー、県をあげてヒッキー・・・・ひどいと、某諸外国のように、国をあげてヒッキーになる。そらからいくらでも見える秘密基地・・・・近寄っただけで銃殺されるのに、空からはアメリカ軍が見放題の意味不明な秘密基地が国をあげて作られ、うさわを聞いて近寄っただけの罪のない市民を殺す国も実在する。なら覗き見てるアメリカ攻撃して報復戦争されて廃墟になれば、、、という楽観的な攻撃心理ではやはりものは解決しない。

インターネットにも同じように「見えない敵」を作り「守られているヒッキーの錯覚」がある。フェイスブックだ。

そもそもインターネットは通信ネットワークサービスなので、専用線を契約しない限り、パケットだろうがSSLだろうが、実は情報はいくらでも解析できる。警察もネット事件で犯人が検挙できる裏側には、こうしたインターネットの「本来の公開性質」がある。実際、パスワードをかけて厳重に設定した「紛失したiphone」も、IDとパスワードさえあれば、紛失して落ちている場所が地図上に表示される。

インターネットは安全だが、見えない敵を作ったり、本当にストーカーにあったりして「敵」が出来ることがある。しかし、それはインターネットに限らず、ケータイだろうと、家の電話だろうと、フェイスブックだろうと、しつこい元彼だのからストーカー行為されれば、モロバレの世界である。

クルマと同じようなものだから、いくら超安全なクルマだろうと、また運転をミスすれば事故るのは同じ繰り返し。

例えば、美人でスタイルも良く、自分のせいではないのに、勝手にストーカーが生じれば、やはりどれだけ安全なフェイスブックだろうと、危険に陥る。そもそもフェイスブックからでは、お客は来ないので、ビジネスで使うには無理もあるし、個人で使うにしても弁護士や医者やコンサルタントなどは、お客様の秘密も漏れてしまう危険があるので、自分の実名や関連する知人の実名が第3者に漏れてしまうわけにはいかない。フェイスブックでは危険極まりない。

まさに現代の秘密基地・・・・むかしはミクシィという古代サイトもあったが、今はまるで聞かないし、存在しているのかどうかも微妙。ニコ動画もあったにはあったが、もう生主さんとかほとんと変わってしまっているし、それも過去。しいて20年来残っているのはコミュネスやウィキペディアといったところだろう。非営利だから、広告やアクセスに左右されないので、この2大サイトはこれからも残るだろう。オープンソース分野では、やはり非営利で有数のブログ「ワードプレス」が残っていくだろう。SNSでは、匿名で自由に楽しめるツイッターだけが残ると思う。ピクシブやらの写真サービスは、いくらでもギャラリーストレージはオープンソースで出ているのだから、サイトを利用するだけでピクシブのへんてこな著作権に包括契約されてしまうよりなら、自分でギャラリーストレージサイトを立ち上げたり、コミュネスのgallaeryストレージを使うのが著作権の面からも安心だろう。

秘密基地・・・・ 安全神話・・・・

安全を求めながらフェイスブックを使ってみたり(危険)、秘密を守りたいといいながらミクシィやアメーバーで広告付きブログを書いてみたり、健全な記事だからといってFC2ブログで開設してみたり(8割以上がアダルトエロ系)、、、、知らないで思い込みだけでよくまあすごいものを選ぶユーザーが多いなあと感じる。

ネットで被害の実態を検索すれば、これら危険フラグが現実であることがよくわかる。

秘密基地という人間の本能なのだろう。見えない敵から守られることが安全という・・・・

「いまの時代は火の無いところに煙を立たせる時代」 敵でもない人をウソでっちあげで「敵だ」「危ない」といってみたり、本当にキケンで自殺者も出ているサイトなのに「フェイスブックは安全だ」とウソを言ってみたり(警察白書・フェイスブック自殺・実話)

意外とそういう真実が活かされず、架空のイメージだけでまた違う方向に走ってしまうユーザー・・・・

その心理には、でっちあげられた敵(本当は神・救世主)から守られる安全神話というアリジゴクが待っている。火のないところに煙を立てて、自分たちはアイツとは違うから「仲間だ!」というヒッキー&ボッチ?。 自画自賛したくてたまらないのだろう。よっぽど人生に自信が持てないのだろう。 関係ない人を捕まえては、思い通りにならなければ、仮想の敵を作って脅し、秘密基地を作る。

秘密基地に来なければ、更なる仮想の敵をウワサしてでっち上げて宣伝し、基地の仲間を作ってヒッキーになっていく。

少人数のひきこもり・・・・時には国をあげて引きこもり・・・・ インターネットも世界の縮図なんだなと、つくづく感じる。安全サイトの見分け方は、業者広告で商売しているサイトなのかどうか、それしか無いですね。広告がひとつでも入っているサイトならさっさと立ち退くことが大事ですね。

それを使い続けるなら、あなたも同じ仲間になって、知らず知らずにこんなものだと錯覚して、いずれ精神汚染も近いでしょう。ウィキもコミュネスもワードプレスも、いまだに広告なしで非営利でしっかり多くのファンを生み出して、決して爆発的なヒットではないものの、しっかりした歩みで世界に広がっている。

秘密基地ではなく、公開基地。 リアルでも、敗戦国日本が軍隊を開放して公開していったことで80年近い平和が守られてきた。それがいろいろ平和への1歩なのかもしれないですね。



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