iPhone4SでWifi-Wifiテザリング
まあ、使用例が少ないとは思いますが、iPhone4とかiPhone3GSってWifiのアンテナ感度が弱くて有名ですね。ちょうど手で持つところがアンテナにすっぽり隠れてしまい(いや日本語逆だわね)、WiFiの感度がめちゃくちゃ落ちてしまい、ひどい場合ですと10mも飛ばないでWiFiの圏外ってこともあります。
一方で、iPhone4Sや5は感度がめちゃくちゃいいので、極端な話ですが40m離れてもキャッチすることもしばしばですね。
まあ、iPhone4Sで受信できてるなら、それを使えば済むわけですが・・・・でも、両方使いたいんだ・・・という場合は、Wifi−Wifiの中継をiPhone4Sに持たせるといいわけです。
これをレピーター機能といいます。中継増幅で距離を稼ぐ、という手法ですね。
そのアプリはCydiaの「PdaNet」ですね。まあ、リポジトリとか検索すればすぐ出てくるでしょう。隠しテザリングでplistの5から77に書き変える方法では、あくまでもSIMキャリアーをWIFIに中継(コンバート)するだけですから、根っこがSIMなのでWIFIの高速スピードの恩恵は、けっして良い環境とは言えないLTEのしょっぱいスピードしか得られませんが、WIFIレピーターであれば、もともと高速回線のWIFIですから、中継先となるiPhone4も劇スピードでネットが楽しめる、というわけです。
ネットワーク元をSIMの「モバイルデータ通信」を開いていればSIM−WIFIテザリング、SIM−USBテザリングが自動的に選ばれます。モバイルデータ通信を閉じていれば、WIFI−WIFIレピーターになります。かんたんシンプル!しかもWIFI−USBテザリングもできます。すばらしい。
ビジネスホテルで、とりあえずイーサーネットだけは来てるけど、iPhone4Sも使いながら、でもiPhone4ではなく、ノートPCをネットにつなぎたい、という場合に、小型無線LAN(FONルーター)などを持ち込んでiPhone4Sをマウントさせ、iPhone4SをPdaNetによって無線の母艦にしてノートパソコンにUSBでテザイングすることもできるわけです。
それのどこが便利? って、ホテルの机ってせまいじゃないですか。しかもバスタブとかまでケーブルを伸ばすのもめんどう・・・そうなんです、無線LANで部屋中どこでもインターネットが使えるようになるわけですね。
配線じゃまにならない!ノートPCにiPhoneをつなげばいいだけ!ならFONでパソコンで認証を・・・とやっても、ソフトバンクの認証を取るために、ブラウザでエージェントを偽装して、登録しているi.softbankのメルアドで認証させて・・・もっともその前にソフトバンクのWIWIスポット契約に加盟して・・・とか、もういろいろ条件がめんどくさい〜
しかも、このブラウザでエージェントを偽装してログインする手法では、ブラウザをうっかり閉じてしまったり、YouTubeをみにいったりするとすべてiPhoneモードの動画しか表示されないといった問題が出てしまうわけです。ブラウザのエージェントをiPhoneからIEやfirefoxに戻せばソフバのFON認証が解除されてしまいますし、しかしYouTube動画はパソコン版で見たいのに!?という場合は、やはりこのブログの記事を活用した方が圧倒的にラクチンだと思いますよ。
要JailBreakです。iOS5.1.1推奨です。
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