あの手この手の「どうでもいいね」
妙に「いいね」の多い記事をたどってみたら、「退会することになってしまったので、メールだけ残しておきますね」と、わけわからんメッセージが・・・ そう、facebook。 中学のとき一緒だったよね?!覚えてる?みたいなノリで友達申請が届いたのが切っ掛け・・・・こんな子、しらないー、と思ってたけど、なんか「いいね」が300もあるのと、ほかの人も「いいね」しているので、そのまま保留して様子見してたら、なんか変なメッセージが・・・・
旦那に聞いたら・・・・
「ああ、それ最近のサイト勧誘業者」
え?
「いまってfacebookのクリックはみんな買収生産だから、いいねカウント買えるよ」
・・・・な、なんだってーっ!
調べてみた・・・・検索 「ダッカ クリック工場 facebook」
あった! なるほど、日本人が海外に「いいね」稼ぎで注文するらしい。工場は中国にもあって、バイヤーのほとんどは日本人。1いいね単価が1.5円で、「なんでも行列に並ぶ」「行列さえ並べば人気店」とう日本人だけの固有の心理をついたビジネスらしい。
渡米生活はそんなに長いわけじゃないんだけど、アメリカとかは、ショップ「評価バロメーター」が日本と違う。つまり「並ばせたら負け」。これが世界でも同じみたい。
つまり、行列がついたら、ダメな店なんですよ
お客を待たせるしか能力がない、予約システムが機能していない、予約できることを広告宣伝費を掛けて流布していない、予約客や新規客を断ることが出来ない、店舗開店予測が立てられない経営能力
というわけです。わたしも、実は普通にそう考える。たぶん海外の思想というか、それなんだと思うけど。日本だけはそれが逆・・・・
もちろん私も日本人ですが、日本人でも、私はそこはまったく理解できなくて、ランチで行列に並ぶとか、東京のOL時代も理解できなかった・・・・並んでも、ろくにおいしくないし、自分で作った方がウマいじゃん!っていう人気店とかもあったし、そもそも「並んでるところ」を海外の観光客がじろじろみて笑ってるのには、正直、恥ずかしかった・・・・よく、他の日本人が恥ずかしげもなく、こんなダメな店に自慢顔(どやがお)で並べるんだ?と、正直恥ずかしかったですね。
そういう国民性なので、フェイスブックの「いいね!」が多いと、(普通ならそんな個人が100もいいねなんてもらえるわけがないのに=いいね率は世界平均1%弱ですから、1万人以上も友達がいる計算になる=そんな個人がいるとは、ありえないよね)
もう、そこで計算で「ああ、やらせだね、ピン!」とくるのが普通のネットユーザーだと思うけど、なぜか、日本人だけはそうしたヤラセを「まじめに受け取る」という、不思議な存在。
だから、うまくもないランチでも、観光ガイドとか新聞に記事になってると、そこに並ぶ・・・・
(記事は買収されたものなのにね)
普通に考えたって、ヤラセ、情報買収だから、掲載されたのは事実だってピンとくるもんだろうけど、それも含めて「演技に興じる」「騙されるのもまた余興」それが日本人・・・
日本人は、広告などで「だまされたと思って買ってみてよ〜〜〜」「みんなやってるよ!」、というセリフで、いとも簡単に騙せる・・・・そんなことを言っていた人がいたな。(いや、誰もやってないよってwwwwwwひっかかるのは一部のバカ消費者だけよ、アホだけ。)
まあ、そういうことみたいよ。インターネットも上手に使わないとですね。
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