インターネットは無知をいかに騙すか?ってそれ違うんじゃない?
某ホームページで読んだ話題だけど、なんか物悲しくなったので、インターネットをよく知らない人に向けて、おこがましいんだけど、まあ体験談を元に、アドバイス的なブログでも書いて見ようかなと思った。
インターネットは無知なユーザーばかり!
いかに騙すか!手を抜くか!
そのための無人処理がシステムなのだ!
いや‥‥‥それ違うんじゃ? でも、確かに今のほとんどのサイトは「サーバーにかかる費用」そして「スタッフの人件費」を、個人情報転用で賄っているということは、よく耳に聞く話しなのは事実ですね。そうして得られたサイト利益から、スタッフ従業員に人件費を捻出しているから、表面的にはユーザーサポートが無料というわけなのだけど、それって「別の形で料金を払っているワケ」なのだし、何らかの形でサイトがユーザーから利益を得ているわけで、表向きは無料に見えても、けっして無料でサイトが利用できているわけではないのよね。(かな〜り重要だよ、これ)
その某ホームページでは、そうしたことを知らないユーザーがインターネットでは大半なので、そして日本人の特徴である「みんなやってますよ?」というようにサイトが演出さえすれば、金魚のフンのようにぞろぞろ客が付いてくるから、それを捕まえるようにすると良い、あとは見えないところで利用者に見えないように「広告バナー」「個人情報統計」などを換金すればいいのだ、という暴露ネタが書かれていました。個人情報保護法のアナも指摘されていて、特定個人情報つまり「住所・性別・年齢・氏名・連絡先など」が無関係な人に漏洩さえしなければ、何に利用しても合法みたいです。(つまり広告業者はサイトに関係がある関係者というわけだから、無関係な他人には当てはまらないので、いくらでも自由に個人情報が転売できる法律だそうです)
それが日本のインターネットのまさに落とし穴なのよね。
まあ、そうした無知ユーザーを見てても思うけど「インターネットの仕組みを知らないで、よくまあ無料サイトを平気で利用するわね」ってアタシは思うけどね。でも、昔は実はアタシもそのユーザーのひとりだったわけで‥‥‥(他人のことは言えた立場じゃないんだけどね)
例えば、メールマガジンを使って「特定の商品購入をセールスする」ためにメルアドが利用されたり、どんな客層がどんな話題性のある商品を好んでいるのか、個人情報が統計に転売されているのが実態のようです。
しかし、それはすべて「営利目的」のサイトだけの話しなのよね。
営利じゃないサイトもたくさんあるし、例えばWikiPediaやコミュネスなどは典型的な「非営利サイト」の代表的なものだと言われてますね。だから、サイトを通じて「特定の商品購入をセールスするメールマガジン」が送り付けられることもないし、検索キーワードなどが統計されてマーケティングに個人情報が転用されることもないのは事実ですね。
WikiPediaやコミュネスから、メルマガで「通販商品の購入案内」やポイントセールの案内なんて届いたことは1度も無いですしね。
でも、ひとつ気になりませんか?
そうした健全な非営利サイトって、どこでサーバーやスタッフの費用を捻出してるの?
はい、調べました!
これ、すべてボランティア活動なのだそうです。実際にWikiPedia事務局にもメールして聞いてみましたし、コミュネス事務局にもメールで聞いてみました。どちらも「ボランティアで寄付や支援だけです」との回答でした。そしてどちらも共通して、個別に特別なサポートが必要なケースが発生すれば(退会ややむを得ないユーザー側の都合によるデータベースの削除など)、必要な実費は本人負担で賄われているそうです。
なるほど!
非営利サイトと、商売サイトの大きな違いを知っておくことは、インターネットを利用する上でもっとも大切なことですね。
違いをわかりやすくまとめてみました。
商売サイト
・サポートはすべて無料(退会も入会もすべて無料)
・しかし個人情報がすべて換金されている(それが運営費に充当。広告利益や統計転売など)
非営利サイト
・個人情報はすべて安全に守られている(特定の商品購入を案内するメールなども一切来ない)
・しかし特別なサポートはすべて自費負担(退会データベース削除など)
でも、退会するならサイトを放置すれば済むので問題ないけどね
そして、非営利サイトと商売サイトのかんたんな見極め方は以下の通り(常識みたい)
・Googleアドワーズなどの広告業者のバナーが掲載されていれば商売サイト
・個人ブログに見えてもアドワーズなどが掲載されていれば個人情報転売されている可能性大
・必要な実費がかかることが退会案内などに書かれていれば健全な非営利サイト(安心できる)
まあ、サイトを利用する上では、やはりサーバーや電気料はかかっているわけだから、いくら無料だの非営利だの言っても、なんでもタダでサービスだけクレクレみたいなワケにはいかない。
WikiPediaもコミュネスも利用しているユーザーが協力金を納めて成り立つわけだし、営利目的のサイトならインターネットでもっとも危険な個人情報転売・広告利用でカネを得ている。
けっしてユーザーの思い込みと、勝手な都合だけで利用できるわけじゃないからね。どっちも都合のいいサイトなんて世界にひとつも無いから(笑)
でも、個人情報が守られて、サイトの運営内容も透明なのが、やっぱり非営利サイトしかないと言えるのは事実みたい。WikiPediaもコミュネスも、選ぶ次期サーバーのチョイスまで、一般ユーザーがミーティングに参加できるしね。(もっともある程度の参加資格は要るよ。ネットだからハッカーやスパイまで参加できるわけが無いのは、言うまでもないからね。一般ユーザーになりすましてスパイが混入するよね)
あと、非営利サイトだと、入会利用者がそれぞれ「自発的に利用したい!」っていう人が参加してるから、お互いに信頼しながら長いおつき合いができるよね。一方で、mixiやTwitterなどの「商売サイト系」では、まあ、長く続く相手なんぞ、だれも見つからん‥‥‥(みんな自分の勝手な都合だけで、相手に遠慮なしにバシバシ退会するからねぇ。いくら一過性のブームで利用者数が多く見えても、辞める人が圧倒的に多いし、人気サイトと言わんばかりに会員登録数とか宣伝されても、まるで意味なんて無いんだよね)
そんな商売サイトでは何も友情は生まれないや(体験談だけどね)
あとは、ちょうど利益を福祉活動にも還元しているサイトはかなり良いなと思います。
そういう検索サービスもあります。おすすめは、Yahoo!ヤフーですね。きちんと福祉を考えた「商売サイト」という立場で運営しているようです。ちなみに、Googleはダメですね。危険だし、YouTubeもそうだけど、やってることは犯罪だよね。大手サイトであそこまで堂々と犯罪サイトって、なんで逮捕されないのか、いまだに不思議です。(そういうインターネット検索サービスは使うの辞めようね。あなたも犯罪幇助になるよ)
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No trackbacksももうさぎ - 2010-06-15 00:39
でも、コミュネスさんの公式のインターネット・コミュニティの方でも無料学習できますね。
(無料通販サービス・コミュニティとか、コミュネスブログコミュニティなどでも、こうした本当のインターネットの生の本質を学べる無料セミナーをやってますよね。)
ほのか - 2010-06-15 12:59
コメント(2)