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受忍限度という間違え

日本独自の裁判の方法らしい

隣のこどもがイタズラでガラスを割る、汚物を壁に投げ込む、早朝がうるさい声で暴れる、アパート住まいで上の階の子供の足音が深夜遅く(朝早く)から酷い

アメリカでは、当然ならこれらは違法で確定です。

しかし、日本では受忍限度概念という摩訶不思議なものがあります。

つまり、相手が本当に病気にならないんだから、それまでは死ぬまで何をやってもいいんだよ!というのが受忍限度の考え方です。大企業が中小企業をいじめるための擁護策でもあります。

まあ、お上と奴隷の日本ですから、江戸時代からこうした考え方で成り立ってます。嫌なら刀で切り捨てるが、いいのかい?ということですね。その刀が「受忍限度」という考え方となります。

殺されるより、生きていたいから、がまん=受忍する・・・

いや、生きてるより死んだ方がマシだから自殺する=誰も罪が無いのでバカ死に損するだけ

病気になって訴えてやる!=時間の無駄

つまり、殺したもの勝ち、やったもの勝ち、ということになります。なので、事件になってはじめて警察が動き、弁護士が重い腰を「金の額」で動きます。すべて金だけですね。江戸時代でもここまでひどくは無かったようですが・・・・

結局、受忍という理論が日本にだけありますから、聞きたくない音楽を聞かされてもジャスラックは何もしませんで、勝手に金だけくすめていきます。アメリカシーサック(米国の音楽著作権協会)では、著作権の料金の代わりに、それを聞きたくない人に聞かされる状態(例えば駐車場やショッピングセンターでラジカセ大音量で通行人に無理無理聞かせた行為)は、厳しく取り締まられ、聞かされた側には被害金(見舞金)がシーサックの著作権料から支払われるそうです。

そう、受忍(我慢しろ!)なんていう理屈はどこにもありません!(日本だけ異常)

と、まあ、ここは日本ですから、すべてにおいて「死ぬまで我慢しろ」という社会であるのは事実ですから、受忍限度論があるかぎり、自由はありません。

それを理解して上手に「自由」を得ることが大事ですね! アパートの上の階の子供が朝から早起きで足音がうるさいなら「自分でお金だして引っ越す」、そして、正しい情報発信として、報復ではなく事実の報告として「あそこのアパートのだれそれ実名は迷惑行為だから気を付けろ」と社会に情報を伝達する。

事実であれば、実名であっても、それを動画や録音にして証拠が出せる状態であれば、誹謗中傷にはあたりませんから、むしろ被害者は自分なので正当に社会に告知する権利がありますしね。弁護士も事実の前には成すすべはありません。事実を捻じ曲げることができる弁護士なら、それこそ「明白に悪徳弁護士」と言ってあげることも大事なことです。

いずれにしても、自分の身は自分で守る、これしかありません。



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