湯田川温泉にある由豆佐売神社について
お客様から何と読むのか聞かれました。
地元人ですから自信を持って「ゆずさめ」神社と読むことをお伝えしました。
ところがです。
由豆佐売とはどういう意味で名づけられたのでしょう。
さて・・・困りました。 答えられませんでした。
先日お越しくださったお客様が神様に詳しい方でいらっしゃいまして
由豆佐売神社にある案内板をご覧になりながら話しをしてくださいました。
祭神には三つの神様がおられる。
溝樴姫(みぞくいひめ)
大己貴命(おおなむちのかみ)
少彦名命(すくなびこのみこと)
中座に溝樴姫がいることから女の神様の神社である。
そして、それぞれの神様に纏わるお話しを聞かせてくれました。
(神様のお話についてはまた後ほど)
恥ずかしながら、案内版にも書かれているこの歴史を知らず
お客様から教えていただいた事になります。
若女将は賢さがひとつあがった。(* ̄ー ̄)ニヤッ
しかし冒頭の質問は「由豆佐売」の由来です。
地元の詳しい方にお話を伺えるといいのですが
まずはネットで調べてみることに。
ウィキペディアの由豆佐売神社です。
そして関連がありそうな興味深い神社がこちら。
ウィキペディアの伊豆佐比賣神社(いずさひめじんじゃ)
抜粋
【由豆佐とは「湯出沢」の義で、湯の守り神とされる】
そして、宮城県の伊豆佐比賣神社では
湯の神である由豆佐売神社を崇めていると記されているようです。
ふむ、やはり湯の神様でありましたか。
もしかすると他にも由豆佐売神社と関連深い地があるかもしれませんね。
湯田川温泉共同浴場(源泉)は由豆佐売神社の正面に位置しており
名称も「正面湯」であります。
地域の方々は正面湯を利用した後に由豆佐売神社に一礼して行かれます。
私達が温泉旅館を経営していられるのも温泉があるからこそです。
歴史を知らずして開湯1300年を祝うことなかれでしょうか。
この機会に歴史ある湯田川を知ろうと思っています。
そして未来に伝えていかなければいけません。