湯田川温泉の名物料理『おかみ乃おへぎ』
女将会企画の旅館共同メニューとなる12月の献立は
・ヤーコンのきんぴら
・エゴの酢味噌合え
・かぼちゃ団子のおしるこ
ヤコーンは外来種の根菜になります。
シャキシャキとした歯応えで味がよく染み込み、和食のキンピラと相性の良い食材です。
ヤーコンの多大な栄養価に注目して地域の新たな特産物にする取り組みが行われています。
櫛引農工連では試食会を開き普及に力を注ぎ、
先日行われた試食会には女将が参加して湯田川のメニューにも取入れられました。
生産と店舗、また地域が繋がっていくことで山形・庄内の豊かな食文化を創りあげていくのだと思います。
「エゴ」って何だや?
お客様に説明する時に「海草を練り固めた寒天のようなものです」と紹介しています。
しば「海草」って何だや?と深く聞かれたら「えご草です」と答えられるものの・・・
ゴメンなさい!わたくし・・・「えご草」を知りません。 そこで(・∀・)b 勉強!勉強!
エゴの材料である「えご草」を画像で検索してみると、なんと私の知っている「いげし」と判明。
「なんだや〜。えご草って【いげし】のごどだがや」と地方独自の名称と気づくのでした。
「いげし」と呼ばれる海草を練った「エゴ」に
平田赤ネギ、軟白ネギを添えた酢味噌合えをどうぞご賞味ください。
冬至にカボチャを食べると風邪をひかないと言い伝えられ
いとこ煮と呼ばれる冬至かぼちゃを食します。
今年は工夫をこらしカボチャを団子にして、おしるこ風になっています。
なぜ「いとこ煮」って呼ぶの?
「親子丼」と同じ解釈で、野菜のカボチャと穀類の小豆は「畑の従兄弟」という意味から
「いとこ煮」と呼ばれてきたと思います。
また、ウィキペディアにはナルホドと思う内容が書かれていました。
以下、抜粋。 【材料を煮えにくいものから追々入れていくことから、
「おいおい」を「甥甥」すなわち「いとこ」にかけたものが語源の一つとされている。】
古くから言い伝えられてきた日本の伝統料理に歴史を感じますね。
理太夫旅館ホームページ >>http://www17.ocn.ne.jp/~ridayu/