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地元で愛される宿でありたい

12月5日に行われた湯田川ワークショップに参加して
改めて湯田川の良さと受継ぐ大切さを感じた1日となりました。

湯田川の良さを多くの方に知ってもらいたい思いは変らずにありますが、
上辺だけを知り伝えることは簡単だと気づきました。

なぜ、今、私がブログで湯田川を伝えることができるのか、
それは誰かが残してくれた財産であり守り受継いだ方がいてこそのものだと痛感します。


湯田川住民の万年さんは藤沢周平先生の教え子であり
担任であった小菅先生(藤沢周平)を語ってくださいました。
1時間の談話で万年さんを通し、故郷を大切にした藤沢周平に触れたようでした。

藤沢周平記念館完成までのエピソードや、
葬儀での弔辞を詠んだ万年さんの想いなどを聞きました。

自分が感じ得たものをここで語るには未熟な気がします。
胸の中に閉まい大切に育てていかなければなりません。


午後からは藤沢かぶ畑の見学です。
傾斜のキツイ畑と聞いて大変だと予想はしていたものの、
実際に自分の足で畑をよじ登ってみると大変なんて言葉では済みません。

足場には杭が打たれてあり、そこを踏み場にして登ります。

慣れない私は傾斜を四つん這いでようやく登ることができました。

藤沢かぶ畑を目下に後藤さんから藤沢かぶの話しを聞きます。



この畑にもう一度カブを植えることが出来るのは60年後のこと。
昭和初期に丸カブが主流になり藤沢カブが生産されなくなった訳。
残された種を平成元年に栽培を復活させ生産を続ける大変さ。

1つとして無駄には出来ない食べ物の大切さを感じてきました。

畑から藤沢カブを1本収穫させてもらい、土がついたままかじります。



「うわっ!美味しい!!何だこれ?!」と驚く美味しさです。
(ホントに感動の美味しさなんです)

畑に立ち、食の歴史を知り、育てた人の想いを聞きながら、
1本の藤沢カブを大切に味わいました。

私はこれから沢山の方と携わる機会を設けていきながら、
湯田川の物語を知っていきたいと思います。



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