古くから土用の丑の日に湯治をすると、1年間無病息災で暮らせるという風習があります。
※湯治・・・長期滞在をして温泉療養を行う
この丑湯治に合わせて湯田川の伝統芸能「湯田川神楽」が上演されます。
2日間に亘り温泉街と各旅館を上演し回るのですが、
子供の頃は神楽の後ろに付いて歩くのが楽しくてのぉ〜♪
今でも神楽のお囃子が聞こえてくると、気持ちが高ぶり
音のなるほうへ駆け出したくなる程です。
獅子舞は「ぱっころ」と呼び
ひょっとこを「ちょんべ」と呼び
子供から大人まで楽しませてくれる湯田川神楽。
なんといっても演舞中盤からのおもしろさです。
当館でもお座敷で上演していただくのですが、
初めて湯田川神楽をご覧になるお客さまの反応に胸が躍ります。
神事の演舞と構えて上演を見ているところに、
滑稽なちょんべの仕草に笑っていいものか真面目に見なければいけないのかと、様子を伺いながらご覧になります。
どうぞ笑ってください。楽しんで下さい。
喜んでくださる方がいらっしゃるからこそ地区住民の方々が守り続けてきた湯田川神楽保存会です。
湯田川神楽は江戸時代から伝わる里かぐらです。
映画「たそがれ清兵衛」にも出演しています。
今年の丑湯治は7月25日と26日に予定されています。
当館は両日共に満室となり、ご予約を締め切りいたしました。
ありがとうございます。もっけです。