理太夫旅館の「かわらばん」

私の今年1年がんばってみようと思うこと
それは理太夫旅館の「かわらばん」を発行すること。

サブタイトルは「お泊りがもっと楽しくなる若女将発行の情報誌」です。

最近、気になっていたんですよね。
ホームページやブログで情報を発信しているとはいえ、
実際に泊まってるお客様まで届いているのだろうかと。

泊まったお客様が館内の情報やサービスを知ってご利用いただき
そこに喜びがあり満足度に繋がって、初めて「おもてなし」なんだと
思うようになりました。

かわらばんの発行は春夏秋冬の4枚ぐらいかなぁと宣言しましたら
「なに言ってんの!毎月発行するつもりでやりなさい」と心の友から
ダメだしされたので、内容はブログ記事とダブル覚悟で毎月がんばります。

お泊りの際は、ぜひとも目を通していただきお役立てください。
んだば、まだの~ヾ(o゚ω゚o)ノ゙

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年もご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

今朝の空模様は、まだ夜が明けぬような薄暗さです。
昨夜は雷が一晩鳴り続けて、1発「ピシャーーーン!!!」とデカい音をたて
頭上に落ちたかのような雷に目を覚ましました。
何事もなく過ぎましたが9時現在の今もなお、まだ雷が続いています。

外の暗さとは裏腹に、館内は明るく華やかな空間で新年を迎えています。
お近くまでいらっしゃいましたら気軽にお立ち寄りください。
美味しいお茶を飲みながら楽しいお話しでもいたしましょう♪

今年も理太夫旅館と女将の母と、そして42歳でもまだまだ若女将を
応援のほどどうぞ宜しくお願いいたします。
んだば、まだの~(*´∀`*)

年末のご挨拶

今年も理太夫旅館を御ひいきくださいました皆様との出会いがあり
楽しいひと時を過ごすとともに、お客様の声から学び得ることもあり
感謝いたします。

年末には館内の修繕と改修が終了し、良い締めくくりで年越しを迎えております。

改修を終えた館内の写真を公開せぬままなのは、イメージアップした雰囲気を
表現する言葉が見つからないという、ワタクシの至らなさ。・゚・(ノД`)・゚・。
ブログ投稿の画面前で国語のお勉強に四苦八苦中でございます。

来年早々にもお見せしなければ、「まだ改修が終わっていないの?」と
ご予約を控えられては困りますので、写真だけでも掲載したいと思っています。

来年も仕事を楽しむ目標がひとつふたつ程ありまして、また同時に
益々のおもてなしを心がけて、お客様の笑顔に出会えるよう頑張って参ります。

皆様、よいお年をお迎えください。

湯治の過ごし方

湯治は温泉につかり、のんびり過ごして体を休める。という印象ですが
プチ湯治プランを上手く利用して有意義な時間を過ごすお客様もいらっしゃいます。

あるお客様が泊まりにいらした時のお話です。
館内に飾ってある女将手作りの布遊びに惹かれ
同じものを作りたいとおっしゃいました。

女将は作り方の本を貸す。と言いましたが、

家には小さな子がいて針を扱うのに気を使う。
主婦が家にいるときは休む暇がないから趣味に時間が取れない。

そう言って、本は借りずに湯治の予約をされてお帰りになりました。

そして湯治での来館。
上げ膳据え膳で主婦の休日を味わい、時間を気にせず針仕事が楽しめて
一石二鳥と喜んでプチ湯治を満喫していました。

プチ湯治を上手く利用して、自分の時間を素敵に過ごしてみませんか?

湯治のエピソード

湯田川温泉は国民保養温泉地に指定されており
温泉療養の湯治場に適していると言われています。

一昔の湯治は何週間も滞在するのが一般的でしたが、
今はなかなか難しい時代でもあり、需要も減りつつあります。

しかし、この湯治という文化を絶やしてしまう訳にはいきません!
そこで、近年は2泊からのプチ湯治をご案内しています。

癒しの時間と温泉を上手に利用して、湯治を愛好してください。

さて、本題の湯治エピソードです。

長年、御ひいきくださるお客様の湯治の過ごし方をご紹介します。

お客様は漁師で、お泊りの荷物に、
網漁で使うロープと浮きのガラス玉を持ってお越しになり
湯治の滞在中に見事な作品を仕上げられます。
とても素敵な湯治の過ごし方ですね。

その完成品が↓こちらです。

ガラス玉を包むように網漁の結び方でロープを編んでいくそうです。
湯治のたびに1つ作品を完成させて、お帰りの際に理太夫旅館へ
寄贈してくださいます。

大切に大切に館内で飾らせていただいてます。

お部屋の鍵も手作り野菜

こんばんわ~。
今日は午後から雪が静かに降りそそぎ辺りがうっすらと白くなりました。
明日は朝から雪かきさねばねがの~

冬になると女将は手仕事のように古布を使った布遊び(おくるみ)を始めます。
館内にしつらえた野菜や果物の籠盛りも女将の手作り♪

地元で採れる野菜や果物を中心にこしらえて
山形らしさ、鶴岡らしさ、湯田川らしさのおもてなしです♪

お部屋の鍵にも野菜が付いてます(*´∀`*)(食べられませんw)

お出掛けになったお客様がフロントから鍵を受けとる時に
「人参の鍵」とか「サツマイモの鍵を下さい」と、よく言われます(*´∀`*)
お部屋の名前を覚えるより分かりやすいもんの~♪

女将の手作り布遊び(おくるみ)を館内に飾ったりしながら
小粋さや理太夫旅館らしさの個性を見つけていきたいなぁと思ってます。
んだば、まだの~。

雪灯籠の想い出

おはようございます。
今朝の一言は「うわっ!白い」から始まりました。
玄関から見える景色は雪模様。

雪かきはまだ大丈夫そうです( *´艸`)

玄関前の側溝に雪が積もっていないのをご覧いただけますでしょうか。
この側溝には、かけ流しの温泉が流れていて温泉の温かさで雪が溶けるんです♪
雪かきの時もこの側溝にどんどん流して雪の捨て場所に困りません(*´∀`*)

雪国各地のイベントで雪灯籠というものを見かけると思います。

湯田川温泉でも私が子供の頃に、父親達が集まって立派な雪灯籠を作り
その灯籠作りの手伝いをした思い出があります。
ベニヤ板で囲いを作り、その中に雪を込めるのは父親たちの仕事。
その上から雪を踏み踏みして固めるのは子供の役目でした。楽しかった(*´∀`*)

しかし、その完成した雪灯籠の設置は路肩。すなわち温泉が流れる側溝の上。
みるみるうちに足回りから溶けだし数日と持たずに崩れてしまい
せっかく作った雪灯籠の無残な姿がトラウマのように記憶として残っています(;ω;)

最近は雪で遊ぶ楽しさを体験できるように、バケツで簡単に作れる雪灯籠を
準備しています。主にお子様へ「雪灯籠が作れるよ~」と声をかけています。
大人の方も自分で作った雪灯籠に火が灯ると感激してくださいます。

もっと雪が沢山積もってからの体験メニューですが
良かったらどうぞ声をかけてください。んだば、まだの~♪

カーペットの張替中

おはようございます。
師走を慌ただしく過ごす今日この頃。と言いたいところですが
近年、12月の平日は予約が少なく、意外とまったりしている私ですヽ(´ー`)ノ

忘年会シーズンに旅行を計画できる人は少ないと割り切って
この時間を改修工事に充てています。

ただいま館内は衣替え真っ最中。
大がかりなカーペットの張り替えを行っています。

野口表具店さんには、色選びから素材まで、じっくりと相談にのっていただき
着工には沢山の職人さんを送り込んでもらい、数日の休館で完成させてくれるそうです。
ありがとうございます~!!

お得意様が「おっ?!」と驚く顔を妄想しながら、顔がニマニマと綻びます♪

写真では、まだお見せいたしません( *´艸`)
全て完成するまでお待ちください。んだば、まだの~。

筆ペンでPOP

めんごぐ書けたのでお披露目(*´ω`*)

これから外は雪になるというのに、
下駄のお土産POPっちゅうのも季節外れでございますが(ノ∀`)

散策用には、ちゃ~んと長靴をご用意していますので
雪国にうっかり靴できちゃった方でも温泉街を歩くのは大丈夫です(・∀・)b

「馬」の字をもっと練習したら年賀状を直筆で、と考えてみたり
みなかったり。。。ヽ(´ー`)ノ

んだば、まだの~

職人の技

当館は昭和創りの木造三階建て。
この建物を維持するために職人さんの力が必要になってきます。

宴会場の窓枠が老朽し、改修の時期となりました。

現在の木枠を残すかサッシの窓枠にしてしまうか悩んだすえ
木造の素朴な景観を残すという答えを出しました。

土台の寸法に合わせた木枠の窓が職人さんの手によって完成。

はめ込みも、土台に歪みがあるため職人泣かせの改修となりつつも
順調に進んでいます。

数日の改修期間で立派な窓枠が完成しました。

忘年会シーズンに間に合わせてもらい感謝です(*´∀`*)
今年も良い締めくくりで気持ち良く年が越せそうです。 んだば、まだの~