食用菊 もってのほか

野原のススキや路地に咲くコスモスを見て秋を感じるお年頃の若女将です。
お久しぶりの、こんにちわです。

客室から見えるお隣さんのお庭も色づき紅葉を楽しませてくれます( *´艸`)
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私はもっぱら食欲の秋も!楽しんでおります。

今月の(もう半ばを過ぎた頃ですが)おかみ乃おへぎでは、
【菊の御紋を食べるとは、もってのほかだ】と名づけられた食用菊「もって菊」です。

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からどり芋の茎・もって菊を胡麻醤油で召し上がっていただきます。

台所では、まず菊の花びら摘みの作業から
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一花づつ、花びらを積み、さっと湯がいてお浸しにします。

沢山の花びらを積み、ザルが山盛りになっても
湯がけばこじんまりとした分量にしかなりませんの・・・(´・ω・)

手間暇をかけてまでも山形県人が菊を食す理由は、美味しさなのだと思います♪
シャキシャキっとした歯触りと、ほろ苦さが秋の味?w

菊だけを食す時は、甘じょっぱい「菊醤油」を作りましてお浸しの菊にかけて食べます。
菊のほろ苦さに甘じょっぱい菊醤油が合い、これまた美味しい「もって菊」
【もってのほか美味しい】という名の由来もあるとか。

菊を食してきた山形独特の食文化。どうぞご賞味くださいませ~

んだば、まだの~ ヾ(o゚ω゚o)ノ゙


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